スタッフブログ

2019-01-28
きもの文様は自然を愛する日本人の感性から生まれた世界に誇れるもの

img_2053-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

いつも丸善衣裳のブログをご覧頂き有難うございます。

お正月気分もすっかりぬけ、早くも2月になろうとしています。まだまだ寒さ厳しく、ちらほら降る雪は風情があっていいものですが、大雪に慣れていない私たちにとっては、ほどほどにと願いたいものです。

今回、「白無垢」「色打掛」「引振袖」とお着物に必ず描かれている、きもの文様についてご紹介したいと思います。

きもの文様にはそれぞれ物語があり、その謂れを読んでいると、例えば御所車・几帳などの文様からは都大路の風情。亀甲・青海波・流水などの文様からは自然の趣が感じられます。

このような謂れも少しはお衣裳合わせの参考にされてはいかがですか?

*貝桶(かいおけ)・・・ 蛤は同じ貝でないと組み合わせられないことを遊びにした《貝合わせ》の貝を入れておく貝桶。桶には螺鈿などが施され、それを文様にした雅な模様です。

14294774_1754598611448522_1484259510_n

*束ね熨斗(たばねのし)・・・熨斗は「延寿」とも書くため、長寿の意味を持ち、寿をのばす、寿を発展させるという意味を持っています。現代の進物につける紙(熨斗)にもこの意味が含まれています。熨斗の中には様々な吉祥文様を埋めてあります。

20081206130435_img3_90

*七宝つなぎ(しっぽうつなぎ)・・・七宝は仏教で金、銀、瑠璃、珊瑚、水晶などの貴重な宝を指します。それを図案化しめでたい文様として使われるようになりました。単独よりも連鎖させて使うことが多く、箔使いで格調高く描かれます。

IMG_5695

*檜扇(ひおうぎ)・・・檜の薄い板で作られた扇を文様にしたもの。檜扇は十二単のお姫様が持っている扇で、古典文様として、花嫁衣裳に多く用いられる華やかな文様です。

download

*鳳凰(ほうおう)・・・創造上の瑞鳥で四霊(残り3つは麒麟・霊亀・応竜)のひとつになります。雄を鳳、雌を凰と称し、2羽で鳳凰といわれ、古く中国では百鳥の王といわれています。また鳳凰は首には「徳」、翼に「義」、背に「礼」、胸に「仁」、腹に「信」を有していることから仁愛と慈悲の鳥として人々からその出現は幸福の前触れと信じられてきました。

images

他にも鶴・鴛鴦・牡丹・花車と吉祥文様といわれる、きもの文様はたくさんございますが、ほんの一部ご紹介させていただきました。奥深いきものの柄を知ってお衣裳合わせをされると、より一層楽しいものになると思います。日本の古き謂れ、習わしは、世界に誇れる素晴らしいものですね。

丸善衣裳

お問合せ・ご予約

075-461-4581

営業時間 10:00~19:00

定休日 火曜日